gogono0513

妄言

2021-01-01から1年間の記事一覧

地獄のマルチーズ

子どもの頃私は両親と弟、祖父母のほかに叔母と住んでいた。 叔母は、私や弟の世話をしてくれたり家族のためにお菓子を買って帰ったりなにかと面倒見がいい人で、他にも捨て犬を連れて帰っては姉である私の母に飼えないよと言われ 他の飼い主を探したりして…

茎わかめはおいしい

ぼんやりしているうちに最後の記事から二ヶ月もたってしまった。 お盆休みが五日あったけれど白目を剝いているうちに最終日を迎えた この二ヶ月でしたことは、読書ぐらいで相変わらずなのだがコラージュ作りを はじめてそれは楽しかった。 自ら撮影した写真…

ぐつぐつと全力

誕生日の前日に行きたかった美術展が最終日であることに気がついて 慌てて電車に飛び乗った。 この数カ月は家と職場とAmazonとメルカリしか記憶がない生活が続いていた。 仕事などは荒れに荒れ、今用意できるトラブルは一通りそろえておきましたというような…

あたらしい言葉で

通勤中は必ず音楽かラジオを聴いている。 昔から好きでいつか無限にそれらが手軽に沢山聴けたらなと熱望していた のがスマホの登場により今、欲のまま色々知ることができたので喜んでいる。 人が作るものでこんな表現があるのかと驚くときは生きている実感が…

ほんとだねー

先日とうとう私が働く会社でもコロナ感染者でたということで、私も検査をし、 自宅で一週間ほど鬱々とした時間を過ごすことになった。 結果は陰性ということでほっとしたものの正確さや検査したタイミングなどあるだろう、ほとんど免罪符的効果しかないとい…

忘れがたき人

今年に入ってから胃の具合が悪く思い切って胃カメラをすることにした。 調べてみると近所の病院の評判が良いことが分かりではここでと思ったのだが、 ひとつ気になることはここの先生は聞き分けのない患者に結構厳しいということで それを知る私は「ここかよ…

なにもない庭

祖父は陽気な人だった。 60歳を過ぎてカラオケにはまり人前で歌うことを生きがいにしてあちこち出歩いていた。同じ音楽好きでも聴き専の私が、家でも歌えるじゃんと言うと、人前でないと燃えないという。もう少し若かったら前川清ぐらいになっていたと語る姿…

架空の先生

写真が好きで長年細々と撮っている 学校にも行かず当然先生もいないので、私の先生はカメラの取説と決まっている まだらに勉強するのでいまだに当たり前のことを知らずにしてることも多い。 去年から現在まで、どこにも行かず過ごしていることで本当なら移動…

どこでも生まれる

どこにも行けないという状態のまま長い連休を過ごすことになった。 すでに新年は迎えているが本当にそうなのかよくわからない。 年末、星野源さんの歌で号泣した記憶はある。 去年、買っては読みかけのままだった本を読みたおすことにした。 彫刻家外尾悦郎…