gogono0513

妄言

モグラの情緒

年末年始、どこにも行けないようになったのも二回目となると慣れたもので

家で遊べるようなものを事前に用意するようになった。

無表情で数冊の本を買い、無表情で大粒のビーズと伸びるテグスを買った。

わりあい好みの幅が広いのでまぁ暇はつぶせる。

YouTubeで写真論のなんとかや、音楽を聴きながら若い頃の篠原ともえが腕につけていたような腕輪を延々と作り続け、飽きたら鬱屈したコラージュ作品を作ってポストカードにする準備をした。合間に杉本博司の本を読んだ。

 

私はマイナーホワイトも大好きだし、夢カワパステルデコ電も大好きだし、ロダン地獄の門も見に行きたいしサンリオピューロランドも行きたい。左甚五郎も宇髄天元星野源中邑真輔も同じようにかっこいいと思う。自由律俳句をしながら誰かとお茶でもしたいと考える

 

そんな事をボソボソやっていたら年を越していた、モグラのような生活だった。テレビも観ていない。正月らしいものも一切食べていないミルクティーと肉まんとナッツが美味しかった

 

これを読んで、どれこいつが好きだと言うこれらはどんなものだろうと調べられると情緒が不安定だと思われるかもしれないと微かに不安になってきた。こんな事では自由律俳句を一緒に読んでくれる人を見つけるのは至難の業かも知れない。