欲がない
昔働いていたバイト先のおばさんに
あなたは欲が無さすぎると、結構な勢いで言われたことがある。
半笑いでそうかなぁとその時はやり過ごして終わったのだけれど
正確には欲が無いのではなく競争することがすこぶる嫌なだけなのだ
はじめは何もできない自分に嫌気がさして競争に参加したりもしたが
だんだん、なんでこんなにアホみたいに一番を目指さなくてはならないのか
利口や丈夫になればいいものを、人を押しのけて一番であることになんの意味があるのかと身も蓋もないことを思いだす
お前ごときに勝ったからなんなのだ。
私が辛いのは人と比較しているからだ自分の充実を目指せば。
といえば聞こえがいいが要するに向上心がない、行きたきゃ先に行けとすぐ思う。
出世は絶対にしない。
今日は休日だったので、本を買い久しぶりに散歩をしながら写真を撮った
写真を撮るのがとても好きだ。嫌いになることも飽きることもない。
まだまだ下手なのでいくらでも努力や勉強できる余白があるので一生遊べる
公園でひとり、人生で出来るだけ長く写真が撮れたり素晴らしい作品を見たりする時間があれば他はいらないなぁ早くコロナが無くなれば、と思ったあたりで
本当にそのような人生を邁進していることに我がことながら呆れるが、
地球には人間が沢山いるのでこんな一粒がそうであってもどうでもいいと思う